1 シマフクロウが観れる羅臼の民宿「鷲尾宿とは」
2 鷲の宿の予約や料金は
3 鷲の宿 料理や温泉は
- 鷲の宿でシマフクロウが観れる確率は
- シマフクロウはやってくる「鷲の宿」予約方法
- 鷲の宿の料金や食事について
羅臼のチトライ川に生息する野生のシマフクロウ
絶滅危惧種で希少な野生のシマフクロウに出会える。
そんな宿があります。
観察絶滅危惧種・世界最大の梟「野生のシマフクロウ」に会える宿「鷲の宿」
アイヌ言で「コタンコロカムイ(村を守る神)」と言われ、人々に崇められてきた野生のシマフクロウに会いに2019年の8月東京から羅臼に
年夏も終わりの8月23日
北海道知床を訪れました。
目的はシマフクロウの撮影で宿を予約
シマフクロウが、やってくる宿「鷲の宿」に泊まっての撮影です。
羅臼はあいにくの雨、シマフクロウはやってくるのか?
その他、エゾヒグマやオジロワシを狙って
買ったばかりのニコンD560は撮影にも慣れないままでしたが思いたが吉時
「鷲の宿」絶滅危惧種シマフクロウが観れる確率はほぼ100%
シマフクロウは、日本では北海道および北方領土に生息。日本国内では約140羽ほどの生息していると考えられています。まさに国の天然記念物で絶滅危惧種
フクロウとしては世界最大級の大きさで全長70㎝、翼を広げると約180cmという大迫力です。北海道でのシマフクロウの生態は 河川や湖沼で魚類やカエルなどを捕食します。
そしてそのシマフクロウがやって来る「宿」というのが
羅臼にある「鷲の宿」です。
鷲の宿の近くのチトライ川には、シマフクロウの餌となるオショロコマが生息していてそれを捕食にやってきます。
シマフクロウは広葉樹の大木の樹洞に営巣するそうですが羅臼の広大な原生林ではその巣を探すことは困難きわまりありません。
しかし「鷲の宿」なら天候さえ良ければほぼ100%の確率でシマフクロウを観ることができます。
せめてこの鷲の宿でカメラにおさめることができればとの期待に胸を膨らませて羅臼までやってきました。
羅臼の民宿鷲の宿で一泊 シマフクロウを追う
ウトロから知床峠の濃霧を超えて反対側にある羅臼へ約40分くらい
あいにくの土砂降りの雨の中、羅臼にある民宿「鷲の宿」ついたのは夕方でした。
おじさんとおばさん夫婦が出迎えてくれましたが
あいにくの大雨の中、シマフクロウのチトライ川は氾濫。
えさ場は決壊していました。
はたしてシマフクロウは出てきてきれるのでしょうか?
シマフクロウとは
生態
シマフクロウ 時期
⇒詳しくはこちら
羅臼「鷲の宿」に来るシマフクロウ
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キツネに襲われて大ケガ
罠で捕まえて根室に
民宿鷲の宿 宿泊料金と予約方法
シマフクロウがやってくる宿「鷲の宿」利用料金
鷲の宿の宿泊料1泊2食付10,000円 以外に利用料金不要;
鷲の宿以外に宿泊される方:1晩 3000円; 観察施設が利用できます。
今回は鷲の宿に宿泊してシマフクロウを観察、写真に収めることに
予約と空き室状況の確認はこちらから
鷲の宿 アクセス
所在地: 〒086-1816 北海道目梨郡羅臼町共栄町6
電話: 0153-87-2877″
北海道の指定天然記念物「ヒカリゴケ」が自生する、マツカウス洞窟
地図
客室数4室・収容人数10人 駐車場あり
『鷲の宿』(シマフクロウの宿)の予約方法
『鷲の宿』とは羅臼にある民宿で、シマフクロウの撮影ができる施設です。
8月23日にこの『シマフクロウの宿を予約して泊まりで撮影を試みました。
予約は電話でのみの受付です。
じゃらんや楽天トラベルなどにもなかったので
直接「鷲の宿」に予約を入れました。
[シマフクロウオブザバトリーの情報] 鷲の宿民宿
住所 :北海道目梨郡羅臼町共栄町鷲の宿
電話番号:0153-87-2877
URL :http://fishowl-observatory.org/
こちらの「鷲の宿」のHPから電話で受け付けてくれます。
あいにくこの日は雨、ウトロから知床峠を超えて羅臼への道のりも雨で霧が出て視界不良
通常ウトロから40分ほどの羅臼『シマフクロウの宿』までの道のりも1時間を超える時間がかかってしまい宿についたのは夕刻
しかもついた途端に大雨に見舞われ
車からカメラや宿泊の道具を運び出すのも雨でずぶ濡れの始末
部屋に荷物をおいてバスタオルで体を拭いていると夕食の合図
宿泊の様子
鷲の宿の夕食
やはりはるばる羅臼まで来たので、美味しいものを食べたい。
鷲の宿では近所の方が夕方には夕食の手伝いに来られます。
鷲の宿には夕食と朝食の二食が付いています。夕飯はその時期の旬の魚をメインとした和食でした。
北海道の海で採れる新鮮な海の幸はこちら
カニこそありませんでしたが新鮮な魚介類に舌鼓 ボタンエビ ホタテ 魚(何だろう?白身の魚でした)
赤魚の煮つけと豚肉の鍋は晩夏とはいえ夜は肌寒い羅臼ではあったまって美味しい一品でした。
鷲の宿の豪華な夕食はこちらです(写真)
煮魚は身がぷりぷりで味付けも良くておすすめです。ただ、その日その日で食材は変わるようです。
こちらが、撮影所で窓から手前の川に来るシマフクロウをカメラで狙います。また夕食の場所でもあるので夕食を食べながらもシマフクロウの飛来が気が気ではありません。
こちらは、鷲の宿 朝食 なめこの味噌汁 鮭の切り身 卵も新鮮でした。
設備
料理
お風呂は温泉?
鷲の宿 予約
鷲の宿 別館
『鷲の宿』の撮影施設
到着が大幅に遅れたこともあり
早速、食事の時間となりましたが、僕の他にも撮影の方が4組ほど
もう、先に食事を取り撮影の準備に入っていました。
『鷲の宿』では食堂と撮影場が同じ場所になっていて
食堂の窓からカメラを出して餌場に来るシマフクロウを狙えるようになっています。
食堂は夜間はずっと開放されていて、ここで自由にシマフクロウの写真撮影や観察ができる。海外からも写真を撮影に来ている。大型の本格的なカメラだ。
食堂のシマフクロウが現れる窓側にはカウンターがあってそこにカメラがセットできる。僕も餌場の近くを陣取りカメラをセッティング。
自然の姿、迫力のある写真が撮れる。
今回はニコンのD5600 一眼レフの入門編のカメラでしたが、ここに来ると周りの本格的な写真家の方が持っているもっといいカメラと望遠レンズが欲しくなります。
シャッタースピードをマニュアル通りにセットした。あいにく外は雨なので時折、窓を開けてシマフクロウの飛来を確認するが雨の音以外は全く気配なし。
東京の八王子から毎年撮影に来ているという50歳くらいの男性の方と話をした。シマフクロウは飛来すると餌場の近くの木に止まり鳴き声をあげるので来たかどうかはすぐわかるらしい。
また、餌は一晩に何回も取りに来るそうだ。雛のためらしい。早い時は夕方19時位、そして明け方4時位まで時間を開けて何回か飛来するらしいが、この雨で餌場が決壊して今夜は来るかどうか、、、
鷲の宿での撮影方法(カメラのレンズ等)
暗闇でもはっきり撮影できる秘密
夜間暗闇でシマフクロウが撮影できるのにはあるからくりがあります。絶滅の恐れがあるシマフクロウの撮影のために設置された装置です。80分の1秒で光る発光ダイオードが仕掛けてありますが、肉眼では暗闇に近い感じです。しかしカメラのシャッタースピードを80分の1秒にして発光ダイオードと同期させると! なりほど昼間のような明るさでシマフクロウを撮影することができるんです。
フクロウも警戒しない
鷲の宿2階の部屋から観察できる
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シマフクロウは現れず
大雨でシマフクロウは現れず
うとうとしている間に夜が明けてしまった。
夜間はさらに激しい豪雨となりシマフクロウの餌場の石も流され餌のオショロコマも流されてしまったようです。
結局一夜ほぼ不眠で待ちましたがシマフクロウは飛来せず。シマフクロウの鳴き声も聞くことができませんでした。
雨は上がりましたが川はまだ増水したまま。
夜間はさらに激しい豪雨となりシマフクロウの餌場の石も流され餌のオショロコマも流されてしまったようです。
結局一夜ほぼ不眠で待ちましたがシマフクロウは飛来せず。
シマフクロウの鳴き声も聞くことができませんでした。
羅臼の朝
オジロワシの飛翔 オジロワシは羅臼町の鳥に指定されている。遠目で見ても鳶より大きいし尻尾が白いのですぐに判別がつく。さすがは鷲、雄大に雨上がりの空を舞っている。
朝方にオジロワシが宿の上を飛んでゆく姿を見れたのがせめてもの救いでした。遠くから見てもやっぱり大きい。流石に鷲です。
オジロワシは羅臼町の鳥、シマフクロウは斜里町の鳥に認定されています。
鷲の宿にヒグマが現れる?
鷲の宿カラフトマスを追ってヒグマも出没
朝食を摂った撮影所の目の前を流れるチトライ川に「ヒグマが出没したよ」と宿のおばちゃんが笑いながら言いました。
え!こんな近くにヒグマが!?
怖くはなかったかと聞くと
ヒグマはカラフトマスの遡上を狙って川を下って行ったそうですが遡上がなかったのでまた川を上り森に帰って行ったそうです。
翌朝の食事も朝から魚介類で大満足ですがシマフクロウが撮れなかったのは残念
絶滅危惧種シマフクロウ保護 活動を見るため
鷲の宿の日誌を見るとヒグマが遡上するカラフトマスを狙いに8月12日
チトライ川を上っていったと
来年こそはリベンジ
確かに観察日記に8月12日にヒグマが出現したことが書いてありました。
こちらの鷲の宿でヒグマ観察撮影ツアーも予約できます。
残念ながらシマフクロウは一晩粘りましたが出現せず
今日は、羅臼の相泊港から船でヒグマを観察するツアーに参加します。
羅臼のビジネスホテル
シマフクロウ ツアー
シマフクロウ 見れる 場所