この記事を読んでほしい方
- 大洗港ファミリー釣りのポイントを知りたい
- 大洗港でのキスのちょい投げ釣りの時期を知りたい
- 大洗港近くの釣具屋 コンビニ 駐車上トイレなどを知りたい
- 大洗港近くの観光名所を知りたい
ファミリーで大洗に遊びに行きたい方へ「茨城県大洗港へでのキス釣り紀行」大洗港の釣りと近くの観光場所をご紹介します。夏休みに中学2年の息子と行った釣りの思い出です。餌や仕掛けを調達するための近くの釣具屋さんの情報やファミリー釣り場としてポイント、大洗港の良いところも紹介します。
大洗港の釣りに2回チャレンジ
千葉の海浜幕張から茨城の大洗港までの釣り紀行です。中学生の次男とキス釣りの紀行2回を集約しました。
- 茨城県大洗町:大洗港めんたいパーク前での釣り1回目:2020年8月10日
- 茨城県大洗町:大洗港めんたいパーク前での釣り2回目:2020年8月20日
真夏の暑い盛りの釣りなので深夜に出て明け方からの釣りにチャレンジ
狙うのはキスです
釣り場とポイントは大洗港のめんたいパーク前です。
天ぷらにできるだけの数が釣れたらと思いますがはたして釣果はどだったのか?
茨城県大洗港「めんたいパーク前」
大洗港「めんたいパーク前」の釣りのポイントのレポートです。
まずは場所(住所と地図)をご紹介
めんたいパークとは明太子の製造メーカーかねふくの工場で工場見学や明太子のお土産も買えるアミューズメントパークになっています。
この「めんたいパーク」の前が大洗港のふ頭になっていてここでファミリー釣りを楽しむことができます。
- 住所:茨城県東茨城郡大洗町港中央1
- 最寄り駅:大洗駅[出口]から徒歩約18分
金丸釣具店の方に聞いたところキスだとめんたいパーク前の出っぱった先から沖に投げると釣れるとのこと。8月10日ですが、ただ時期的にはちょつと早いかもということでした。
今の時期は大洗港周辺ではサビキでアジやサバの子供が釣れるそうです。サビキで釣ったアジやイワシの泳がせ釣りでヒラメやタコも釣れれるとのこと。
キスの正式名はシロギス
今回狙う魚は、「キス」 正式名称は「シロギス」といいます。
半透明のパールピンクに輝く美しい魚。釣り魚としてもアタリを楽しめることで人気の魚です。
シロギスの大きさは
- 1年で10㎝くらい
- 2年で18㎝くらい
- 3年で21㎝くらい に成長します。
分布
シロギスは日本国内では北海道南部から九州までの沿岸部に分布していて釣り人にはおなじみの魚です。ただスーパーなどには並ぶことは少なく近場で狙う釣り魚の代表ともいえます。
食べ方
釣ったキスは以下の方法で食べるのがおすすめです。
- 天ぷら 江戸前のキスの天ぷらは有名ですね。ふわふわとした淡白な白身が楽しめます。
- 塩焼き 少し型が大きくなると粗塩をまいた塩焼きも美味しい魚です。
- 刺し身 大型のものは刺し身も白身が淡白で美味しい魚です。
シロギスの釣り方
ここで初めてキス釣りに行く方に簡単にキス釣りについてご紹介しておきます。ご存じの方は読み飛ばしてください。
「シロギス」の釣り方は主に以下の3パターン
キスは底が岩場ではなく砂地を好みますので以下のいずれの釣り方で根がかりが少ないのがうれしいところです。
- 砂浜のサーフ
- 防波堤釣り
- 船釣り
サーフ
広い砂浜で遠投して数釣りができます。遠投は50m~100m長めの竿と大型のリールを使い距離を伸ばしましょう。夏には数釣りや大きさのコンテストをやっている浜辺もあります。
防波堤釣り
下が砂地のところでは防波堤釣りでも良く釣れます。底が砂地であれば、ちょい投げなどでもよく釣れる魚です。
船釣り
冬場など大型になったキスは深場に戻ります。大型のキスは引きも強くまたお刺身などにもできますのでキスの船釣りは人気です。
キスの釣れる時期
年間を通じて釣れる魚ですが時期によって回遊している魚なので時期によって釣り方や釣れるポイントが異なります。
- 春:冬を過ごした深場 サーフでの遠投で100mくらいの投げ釣り。本記事では割愛しますが投げ釣り用の長い竿と仕掛けが必要になります。
- 夏:本格シーズン 水深浅いところまで回遊 防波堤のちょい投げでも小型ですが数が釣れる時期です。
- 秋:深場を目指す 大型のキスが釣れるのでキス釣りには一番良いシーズン。水深が深い漁港などでは大型のキスが狙えます。
- 冬:冬場は深場 に移動します。岸からは難しい 船で釣るのが一般的です。 冬場は海が荒れると活性も悪くなるのでキス釣りにはあまり向いてないようです。
大洗港のキス釣りちょい投げ 時期
大洗港でのキス釣りは春先の4月から秋の深まる11月頃までが釣れる時期です。春から夏にかけては小型が、夏から秋にかけては少し型も大きくなります。また冬場は水深の深いところに移動するので港内ではあまり釣れなくなります。
釣れる時間帯
キスを釣りやすい時間帯は、朝と夕方のマズメ時間帯。また潮が動く「上げ3分・下げ7分」も狙い目です。事前にその日の満潮と干潮の時刻を調べておくと良いでしょう。
大洗港では1回目に行ったときの釣り開始がAM8時半くらいでキスは0匹
2回目は開始がAM5時位で10時ころまでに5匹釣れましたので早朝のうほうが良いようです。
キス釣りに必要な道具
今回は大洗港の防波堤釣りで使った道具についてご紹介します。
竿
広い砂浜などのサーフ釣りですと遠投用の長竿が必要ですが防波堤なら初心者用の釣りのセット竿でも十分楽しめます。こちらの竿は以前からハゼ釣り用に使っていたもの初心者用の釣りのセット竿2本を用意しました。
キス釣りのおすすめはエギングロッドというイカ釣り用の竿2.4m。しなりがあって投げやすく当たりも直に伝わるので本格的なキス釣りの醍醐味が味わえます。
リールとライン(糸)
スピニングリール2500〜3000番。こちらも遠投はしないので釣りセット用のリールで十分です。
リールに巻くライン(糸)は、PEライン0.8号かナイロンライン3号
仕掛け
市販のちょい投げ仕掛けでOK。5〜8号前後のオモリがついていて2本針がおすすめ。欲張って防波堤釣りで3本針を使うと絡みやすいので注意。金丸釣具店にて調達。ハリは7号~8号
餌
- アオイソメ
- ジャリメ
- バイオワーム
キス釣りの餌はアイソメが釣れるようです。ただ青イソメは噛みつきが鋭く臭いも強いのでコレが嫌な人は少しおとなし目のジャリメでも良いかも。生きている餌がニガテの人はバイオワームという手もありますがキス釣りは基本生き餌が釣れます。
釣果アップのコツ
食いが悪い時
小型のキスなど食いつきが悪い時は重りが底についた後、海底を50cmくらいずつ手前に引いて誘い釣りをするとあたりが出ることがよくあります。ただしこのやり方だと海底が岩場や藻だと根がかりしてしまいますが大洗港は下が砂地なので底を引いても仕掛けが根がかりしないため初心者の方にも適しています。
大洗港近くの釣り具店の紹介
では、仕掛けや餌を購入するのに便利な大洗港近くの釣具屋をご紹介します。
大洗港に最も近い金丸釣具店竿のレンタルも有り
今回利用したのが金丸釣具店さん。お洗いでは有名な釣具屋さんのようで芸能人なんかも大洗の釣りで訪ねて来ています。朝7時半ころに金丸釣具店さんいついて餌を買いました。竿は2本用意してきたのですが1本のリールの調子が悪くリールを買おうとしたところレンタルの竿もあるということで今回はレンタルで竿を借りることに。
金丸釣具さんは大洗港から最も近い釣具屋さんです。
大洗港のキスの釣れる場所をお店の人に聞いたところめんたいパーク前の埠頭のところがよく釣れるとのことでした。車も釣り場の近くに置けるので便利ですよとのこと。
金丸釣具さんで調達したのは
- キス釣り用の仕掛け
- 餌(アオイソメ)
- レンタル釣り竿とリールのセット
さて、いざ「めんたいパーク前に」
金丸釣具店 大洗港から3分の位置
大洗港で釣りをするならおすすめの釣具屋さんが金丸釣具店さん。大洗港から歩いて3分のロケーションにあります。レンタル釣り竿もありますのでレジャーで大洗に行ったとき釣りをしたくなったらこちらに行けばOK。また大洗港のポイントなんかも教えてくれます。
こちらの金丸釣具さんのブログは毎日更新されているので大洗の釣果について今何が旬なのかよくわかります。
大洗港近くの釣具店
金丸釣具店の他にも大洗港の近くには以下の釣具店があります。
金丸釣具店
〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町333
029-267-5804
7時00分~17時00分 水曜日、定休日
安藤釣具店
〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町68
090-6194-5777
7時00分~18時00分
大洗つりえさセンター
〒311-1305 茨城県東茨城郡大洗町港中央28?27
029-21-96371
4時00分~20時00分
サトウ釣具店
〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町169
0292674327
5時00分~20時00分
あさひ釣具店
〒311-1311 茨城県東茨城郡大洗町大貫町256
02-9267-1500
6時00分~19時00分
地図はこちら
大洗港で釣れる魚
大洗港では年間を通じて様々な魚が釣れます。大洗港での主な釣り方と釣れる魚をまとめてみました。
サビキ釣りでアジ・イワシ・サバ・コノシロなど
大洗港で最も多いのがサビキでのファミリー釣りです。魚が回遊してくるとほぼ確実に釣れますので小さな子供連れにはおすすめです。サビキで釣れる魚はアジ、イワシ、サバ、コノシロ など。サビキ釣りは初夏がおすすめです。この日もサバの小さな子供がサビキで釣れていました。
投げ釣り(ちょい投げ)でキスやカレイ・イシモチ
投げ釣りといっても大洗港は人が多く場所も狭いのでサーフなどでやるような遠投はできません。大洗港の海底は砂地なので砂地に適した魚が海底にいます。ちょい投げで狙うならシロギス、カレイ、イシモチなどが釣れます。
またハゼ、アイナメも釣れるようで夜はアナゴが釣れます。
ルアーでヒラメやイカ・タコ
ヒラメがよく釣れるとの評判の大洗港は下が砂地で根がかりもしにくいためルアーでヒラメを狙うのもいいかと思います。またイカやタコもエギングやタコ用のルアーで釣れます。
アジング、メバリングなど専用のルアーで小物を狙うことも可能です。
ヒラメの泳がせ釣り
大洗港のめんたいパーク前ではサビキで釣ったアジやサバを泳がせてヒラメを釣ることが可能だそうです。FaceBookやブログなどでは大型のヒラメがココで釣れていますね。今回はサビキは持って来てなかったのでチャンスがあればやってみたいと思います。
大洗港でヒラメが狙える時期は
大洗港の タコ 釣り
今回の釣り(8月10日)で思わぬ外道として釣れたのがタコ【マダコ】でした。まあまあの型で引き上げ中の竿にかかりました。急に重くなったのであげたらタコがかかっていたって感じです。大洗港ではタコが狙えるそうです。
タコ狙いの仕掛けは
大洗港でタコが狙える時期は
大洗港の釣り場の状況
駐車場
港の周りのスペースに無料で車が止められるようです。これはファミリー釣りにとっては非常に便利ですね。ただ早めに行かないと釣り客が多くてとめるスペースがなくなってしまいます。この日はちょうど夏休みで釣り客が非常に多くやっと1個駐車スペースをみつけられました。
コンビニ
また大洗港の入り口にはファミリーマートがあります。お弁当を買ったり飲み物を買ったりも便利です。まさに大洗港はファミリー釣りには持ってこいのロケーションです。
トイレ
釣り場で困るのがトイレですね。男性はなんとかなりますが、、、
大洗港の釣り場のトイレは大洗港の入り口に公園があってそこに公衆トイレがあります。またはファミマでお弁当や飲み物を買うついでにお借りするのもいいでしょう。大洗港ではトイレで困ることもありません。
かき氷屋さんも出ている大洗港
めんたいパーク前の駐車スペースにはバンでかき氷のお店も出ていました。やはり真夏の釣りとなるとかき氷は格別です。この日は非常に暑く午後は暑さがこたえ14時で竿を納めかき氷を食べて一息。かき氷のお店が出ているのも夏のファミリー釣りのポイントですね。
大洗港釣り禁止地域
便利な大洗港ですが釣り禁止の地域もありますのでご注意ください。
釣りの持ち物
釣り道具の他に持って行くと便利なグッズと特に夏の釣りで用意しておいたほうがいいものをまとめました。
大洗港の釣りで用意すると便利なもの
折りたたみの椅子
大洗港は防波堤で足場はいいのですがずっと立って釣りをするのはこたえます。クーラーに座るのもいいのですがファミリーで行く場合は人数分座れる折りたたみの小さ椅子があるといいでしょう。
レジャー用のシート
地面が土埃いっぱいなので大洗港のファミリー釣りではお弁当や飲み物を置いておくシートがあったほうが良いでしょう。風が吹くとシートが飛ばさえるのでクーラーや釣り遠具を重しにしましょう。
特に夏の釣りで用意しておいたほうがいいもの
夏場の釣りで気をつけたいのが暑さによる熱中症と紫外線によるやけどです。防波堤のコンクリートは思ったより日差しの反射が強烈なので特に紫外線カットなどの日焼け止めを塗って注意しましょう。
日焼け止め【強いもの】
紫外線が強い夏は防波堤などのコンクリートからの照り返しも強く日が昇ると日焼けしてやけど状態になります。帽子やタオルを首に巻けばと考えて日焼け止めを持っていかなかったのは大失敗。
釣りをしているうちは少し焼けたかな~って感じでしたが帰ってからが大変。顔、首、腕と脚と足の甲が真っ赤に焼けて慌ててローションを買いに行きましたが日焼けのヒリヒリで夜眠れませんでした。その後皮が全部向けるまではホントやけど状態。
日焼け止めは必ず持って行きましょう。
飲み物
夏場の釣りは大量の汗をかくのでポカリスエットやアクエリアスなどの飲み物は必須です。大洗港なら近くにコンビニがあるので港に入る前に冷たいのを調達してクラーに入れておくといいでしょう。
タオルと氷
タオルも複数枚持っておくと重宝します。汗を拭くだけではなく釣り用の氷をタオルで巻いて体を冷やすことができます。氷は大洗港のファミマで調達できるのでコンビニは何かと便利です。
夏の釣りの注意点
ついつい魚が連れ出すと夢中になってしまいますが、日中は暑さが激しいいので熱中症には十分気をつけてください。この日も暑さの中で釣りをしていたので終わってからものすごい疲れに襲われました。
また、日中はあまり魚も釣れないので特に夏場で釣りをするなら早朝か夕方がおすすめです。
釣果
大洗港めんたいパーク前での釣果(2020年8月10日)
この日は残念ながらキスはゼロ。
隣のおじさんは15匹くらい、防波堤の内側で釣ってました、大洗港のちょい投げでのキス釣りには少し時期が早いとのことでした。お盆過ぎるとキスの型も大きくなってちょい投げでも数も釣れるとのこと。
今の時期は型もまだ小さめなので誘い引きで釣るのがコツだそうです。
一投して仕掛けが海底に沈んだら50cmくらいずつゆっくり手前に引いてからリールを巻く。餌を動かしてキスを誘う方法が有効なようです。岩場でやると根がかりしてしまうのですが大洗港は下が砂地なので全く根がかりの心配はなし。
メゴチ3匹
大洗港キスの代わりに釣れたのがメゴチ3匹
砂浜でキス釣りの外道で釣れるのがメゴチ。エラの近くに針を持っているので刺されないように針を外すのに注意が必要です。外道のメゴチですが天ぷらにすると非常に美味しい魚です。エラの針をハサミで切ってしまえば安心。ぬめりがある魚なのでぬめりを落として料理します。
タコ1匹
これは嬉しい外道。大洗港は特に夏場はタコが釣れるので有名です。釣れたというより何か重たいものが引っかかったという感じですね。帰ってゆでダコにして食べたら美味しかった!しかしタコのぬめり取りの塩もみはなかなか大変です。
なまこ 2匹
しかも2匹も釣れた、というか引き上げ中に引っかかったというのが正解かもです。大洗港は下が砂浜なのでリールを巻き上げ中にタコやナマコが引っかかって釣れるという思わぬボーナスがあるようです。
なまこは釣れたというよりもゴミがかかったと思っていましたが、仕掛けを引きずっているうちにかかったようです。スマホで調べたら本ナマコ。見た目でどうしようかと思いましたが食べると美味しいということで持ち帰りました。
料理したらこんな感じナマコは2匹釣れた?ので家族で食べるのに量も問題なしです。
帰りりめんたいパークへ寄ったり、ゆっくら亭で海鮮丼を食べて鹿島灘を通り潮来から下の道を通り家路へ。子供【次男】と久々に二人で楽しい一日でした。
今回はお目当てのキスが釣れなかったので近々リベンジ・マッチしようと子供と帰りの車の中で。
大洗港リベンジマッチ
大洗港リベンジマッチ
お盆過ぎた8月
前回釣りを始めたのが、午前8時ころだったのでもっと早く始めようということで今回は深夜に出発。車中泊で早朝日の出と同時に釣りを開始することに。この時間ではエサ屋さんが空いてないので餌を前日、会社帰りに調達。なんと新橋で釣りの餌や道具を買うことになるとは、、、
もっと早く
お盆過ぎにリベンジ
深夜から
キスが釣れた!
めんたいパーク
近くにめんたいパークというかねふくの工場があります。
めんたいパークは明太子を作っている工場
お土産も売ってありますし
工場の見学もできます。